バルトロ・マスカレッロ/ランゲ・フレイザ 2008
2017年 03月 20日
バルトロ・マスカレッロ「ランゲ・フレイザ 2008」
(イタリア/ピエモンテ)
※ 美味しくて、優しくて、力強い赤。
少し間の事ですが、本当に久しぶりに手に取りました。
「よし!」となる時には、自分でも飲みたくなるバルトロ・マスカレッロ。
偉大な父を持つマリアテレーザさんという女性が作るワインです。
私自身は2003年のバローロでバルトロ・マスカレッロが大好きになりました。
マリアテレーザさんの作るワインのふくよかさ、
「葡萄」であることを感じる強く優しい味わいが、なんとも癒されるのです。
フラッグシップのバローロは格別ですが、
フレイザやドルチェット、バルベーラだってとても美味しい。
十分に時間をかけてあげた時にでる「滑らかな甘さ」を感じるようになるには
とても時間のかかる作り手ですが、
時間と引き換えにしたその甘さを手に入れた時、
この上ない心地よさを伴うワインになります。
フレイザによくある余韻のビターさも、本当にちょうど良くキリリと感じて。
そしてね、いつも飲みたいのに、飲めないっていう、
その待ってる間のじれったい感じもね、
好きだったりします(笑)。
by vinogcpt
| 2017-03-20 16:27
| ピエモンテ