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ゴッチャポントの日々の営業の中でボトルやグラスでお出しした(過去形)ワインたちの備忘録です。ゴッチャポントのお料理のブログは「http://gcpt.exblog.jp/」です。


by vinogcpt
ヴォドピーヴェッツ/ヴィトフスカ 2007_f0361524_17240679.jpg

ヴォドピーヴェッツ「ヴィトフスカ 2007」
(イタリア/フリウリ)

※ しっかりした白

この1ヶ月強ぐらいで、
2000年、2002年、2007年、2009年(オリージネ)を
お出しする機会がありました。

2000年、2002年は、心地よすぎです。
スルスルスル〜〜〜って、穏やかに喉を過ぎて行きました。

買ったばかりの時は、
ワインも動く幅が大きく、
美味しいけど強さも感じてて、
まだ使い慣れていない事もあったり、
分からない事も多くて、
ドキドキしながら使ってたなぁ...と、懐かしく思います。

私の顔に「の・み・た・い!」と書いてあったのか、
どちらのヴィンテージもお裾分けいただいて、
幸せな時間までも分けて頂いてしまったのでした...(笑)。
ご馳走さまでした!!

2007年、2009年(オリージネ)はグラスワインで。
2000年、2002年よりは果実間も強く感じ、
でもいろんな味わいが、まだ出たり入ったり。
緩やかに弧を描くような変化でしたが、どの美味しさも楽しいもので、
しかも、どっちのヴィンテージも長い時間を付き合ってくれて、
なんだか良かったなぁ〜って。

銀杏や魚卵との相性が良いのと、山のお肉の煮込みともいい具合に仲良し。
心強ーい味方なんです!

1本で飲むのも良し、グラスで楽しむも良し。
とても楽しい白ワインです。




# by vinogcpt | 2018-01-28 18:30 | フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア

リヴァトン「グリブイユ 2011」
(フランス/ルーション)

※ 果実感があるしっかり赤。

好きなんです。とにかく好きなんです!
このジュワワワワ〜〜〜っとくる果実感にうっとりしちゃいます。
赤い果実と黒い果実が混ざった様なね、ジュワワワワ〜〜〜です。

まだまだパワーのある雰囲気のグリブイユですけど、
この若さもまた、可愛く思えて仕方ない♪
そして、この美味しさを有するこのワインが成熟する日もすごく楽しみ。
かっこ良く年を重ねて欲しいな。


そして。
インスタにも書いた通り、本当にカツオがパクパク食べれます(笑)。

お魚は白ワインというイメージがありますが、
全然そんなことなくって。

白身のお魚は確かに白ワインも美味しいですけど、
生魚はやっぱり醸した白が楽しいですし、
赤身のお魚は赤ワインの方がパクパク食事が進みます。

それでもそれだけでない「何か」があります。

お肉は赤ワインというイメージってありますけど、
あれも、全然そんなことなくって。

白身のお肉はやっぱり白がいい。
豚さんだって、私自身の食事として合わせるなら、醸した白が好き。
お肉の内蔵は白が好きだし、赤身のお肉だって、醸した白が美味しいし、
焼き切ったお肉なら赤がいいな...とかね。

どっちが良いなんて、そんなザックリ決められない。
やっぱり食べた感覚が全てです。

あと、1番大切だと思うのは、やっぱり

「その日の気分」


だと思うんですよ。だって、お酒ですものね〜〜〜。

簡単だけど難しい、難しいけど簡単!
物事はどこまでも簡単なのが私の好みです。




# by vinogcpt | 2017-08-14 15:06
カッシーナ・ロッカリーニ「ネッビオーロ 2015」
(イタリア/ビエモンテ)

※ しっかりした赤。キリっとした雰囲気。

ネッビオーロという葡萄を使ったワインは、
海の食材との相性も良くて、お肉との相性ももちろん良くて、
1本をゆっくりお料理と楽しむにはとても素敵なワインなのです。

甲殻類だって、魚卵だって、

「さあ来い!」

と言わんばかりに(笑)、
とっても男前に受け止めてくれる。
なんて頼もしいっ!

暑い時期にもサクサク飲めてしまう、
心地よくバランスの良い赤ワインです♪





# by vinogcpt | 2017-06-20 16:46 | ピエモンテ

ムレチニック「シャルドネ 2006」
(スロヴェニア)

※ しっかりした白。茶色い白。

開けたてすぐは少し時間がかかったけど、かなりいい感じになってました。

ムレチニック、好きだー!

と、目が覚めるように再確認(笑)。

海の食材、山の食材、そんな区切りでなく、
力強い食材との相性がとってもいいのが嬉しい!



# by vinogcpt | 2017-05-25 20:56 | スロヴェニア
 バルトロ・マスカレッロ/ランゲ・フレイザ 2008_f0361524_16191048.jpg

バルトロ・マスカレッロ「ランゲ・フレイザ 2008」
(イタリア/ピエモンテ)

※ 美味しくて、優しくて、力強い赤。

少し間の事ですが、本当に久しぶりに手に取りました。

「よし!」となる時には、自分でも飲みたくなるバルトロ・マスカレッロ。
偉大な父を持つマリアテレーザさんという女性が作るワインです。

私自身は2003年のバローロでバルトロ・マスカレッロが大好きになりました。
マリアテレーザさんの作るワインのふくよかさ、
「葡萄」であることを感じる強く優しい味わいが、なんとも癒されるのです。
フラッグシップのバローロは格別ですが、
フレイザやドルチェット、バルベーラだってとても美味しい。

十分に時間をかけてあげた時にでる「滑らかな甘さ」を感じるようになるには
とても時間のかかる作り手ですが、
時間と引き換えにしたその甘さを手に入れた時、
この上ない心地よさを伴うワインになります。
フレイザによくある余韻のビターさも、本当にちょうど良くキリリと感じて。

そしてね、いつも飲みたいのに、飲めないっていう、
その待ってる間のじれったい感じもね、
好きだったりします(笑)。




# by vinogcpt | 2017-03-20 16:27 | ピエモンテ